前回のTHE THOR(ザ・トール)|初心者がするべき初期設定を最初から解説という記事ではTHE THORのインストールからテーマの有効化までを説明しました。
次の話はプラグインの導入になります。
そして当サイトがTHE THORをすすめる最大の理由がこれです。
プラグインを少なくできる。
これにつきます。
そもそもプラグインって何?
そもそもプラグインとは何か。
以前にも触れていますが、無料テーマはできる事が限られています。
その機能を補填しなくてはなりません。
その機能を補填する補助的なプログラムがプラグインです。
他のテーマ、特に無料テーマの場合はこのプラグインを使う数が多くなる傾向にあります。
HTMLやCSSに精通していて自分でプログラムをバリバリできる人であれば、足りない機能を自分で補うこともできますが、知識が無い人がそれをやろうというのは無理な話。
そのためのプラグインです。
しかし、そのプラグインも導入しすぎればサイトの表示速度が遅くなるなどのデメリットがあるので必要以上に入れるべきではありません。
THE THORは他のテーマと比較してプラグインが少なくて済む
THE THORはテーマの中では必要なプラグインが非常に少ないテーマです。
どのくらい少ないかというと、やりたいことが余程多くない限りプラグインが1桁で済みます。
無料テーマで知識が無い人が何とかしようとしたら、プラグインが数十個なんてこともありえるんだ。
だから知識が無い人であればある程、THE THORのような有料テーマが必要となります。
\公式でテーマを見てみる!/
THE THORに必要なおすすめプラグイン8つ
とはいえ、プラグインが全くゼロでいいわけでもありません。
多少とはいえプラグインを入れて、機能を補わないといけないのは間違いありません。
じゃあ何を入れればいいの?
プラグインの入れ方
プラグインの紹介の前に1つだけ解説です。
それはプラグインの入れ方。
これが分からないとできませんよね?
プラグインを入れるためには左の一覧からプラグインを選択。
そして新規追加を選ぶことでプラグイン追加の画面へ切り替わります。
しかしまずは「プラグイン→インストール済みのプラグイン」を選択してみてください。
- Akismet
- Hello Dolly
- TypeSquare Webfonts
ブロはじ!では一番上のAkismetだけは利用しています。
Akismetはスパムメールなどを自動で除外してくれるツールです。
ただし、Akismetは他のプラグインと違い利用するまでに登録が必要になります。
この登録に関しては後述します。
他の2つに関しては削除してしまっても構いません。
仮に後々必要だったしてもあとから再度インストールすることが可能です。
プラグインのインストール方法は以下の通り。
うえの画像の所からプラグイン→新規追加を選択します。
下のような画面が表示されますので画面右のプラグインの検索でインストールしたいプラグインの名前を検索すると表示されます。
希望のプラグインが見つかったらプラグイン説明欄にある今すぐインストールを選択し、インストール終了後に表示される有効化を選ぶことで、そのプラグインが機能し始めます。
プラグインについての説明が終了したところで、THE THORで必要なプラグインを紹介します。
WP DowngradeでTHE THORの不具合解決をしよう
WordPressのバージョンを下げてくれるプラグインです
WordPressの何かの不具合が発生した場合に必要なプラグインになります。
そしてwp downgradeを真っ先に紹介した理由は前回話題に出した不具合。
それを解決するために利用します。
THE THORのインストール直後不具合について
発生しなかった場合は対応する必要はありません。
「+」をクリックすると詳細が表示されます↓
- THE THORのインストール直後のカスタマイズ画面不具合について
- THE THORのインストール後は、サイトのデザインなどをしたいところです。
しかし、それをすることができません。理由はこれです。WordPress左の一覧の中から外観→カスタマイズを選択すると、サイトの構成をカスタマイズできる画面に切り替わります。しかし不具合によりカスタマイズ画面が表示されません。
下の画面は別サイトのくたぶろぐのカスタマイズ画面です。そして下の画像がテーマを入れた直後にカスタマイズ画面を表示した場合です。残念ながらいくら待っても表示されないよ!理由はTHE THOR購入時のバージョンが新しいWordPressのバージョンに対応していないためです。
そのために以下の手順でTHE THORのバージョンを上げてあげる必要があります。
- プラグイン:WP Downgradeでワードプレスのバージョンを一度落とす
- 外観→カスタマイズ画面よりTHE THORの更新用IDを入力
- THE THORを更新
- WordPressを更新
面倒でもこれだけはやらないとサイトを作ることができないよ!この作業終了後はこのプラグインは無効化しておいて問題ありません。
Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
スパムメールなどを排除してくれるプラグインです。
WordPressをインストールしたときに初めから入っています。
Akismetはスパムと思われるコメントなんかを自動で処理してくれます。
サイト運営をスパムに邪魔されずに円滑に進められるようにできるオススメのプラグインです。
Classic Editor
記事を書くエディタを変えてくれるプラグインです。
必須ではありませんが、個人的には無いと非常に困ります。
理由はWordPressの標準エディタの仕様です。
今のWordPressのエディタはブロックエディタ(Gutenberg)と呼ばれるエディタなのですが、これが非常に癖のあるエディタです。
旧エディタの使い勝手はMicrosoftのWordに似ています。
ブロックエディタを利用しようとすると、THE THORに備わっている機能で使えないというものが多数有ります。
WP User Avatar
プロフィールを作成する際に利用するプラグインです。
ワードプレスでプロフィールを作成しようとするとgravatarというサービスを利用しなくてはなりません。
gravatarとはwordpress.comの中のサービスの一つです。
そしてwordpress.comとは今私たちがやろうとしているWordPress(正確にはwordpress.org)とは別物です。
凄くわかりづらいけど、日本でいうところのはてなブログみたいなものだよ!
そのwordpress.comでID登録してからいくつかの手順を踏まなくてはなりません。
無理ではありませんが、ちょっと煩わしいので初心者であれば省きたい工程です。
そのためにWP User Avatarを利用するのがベストです。
BackWPup
WordPressに何か不具合が起きたときに以前の状態にロールバックするためのバックアップデータを定期的に残してくれるプラグインになります。
普段は存在感があるプラグインではありませんが、何かあったときのための保険のようなプラグインです。
Google XML Sitemaps
サイトを更新した時に検索エンジンであるGoogleにお知らせしてくれるプラグインです。
どれだけ記事を更新してもGoogleの検索に引っ掛からなければ誰も見ることはありません。
もちろんこのプラグインが記事更新をGoogleに通知したとしても検索上位に引っ掛からなければ記事が読まれることはありません。
通知されるのと記事が読まれるようになるのはまた別の問題なので、そこを間違えないようにしなくてはいけません。
Optimize Database after Deleting Revisions
記事を更新する度にデータベースたまっていく記事のリビジョン(差分)を定期的に処理してくれるプラグインです。
データベースは不必要なデータが溜まっていくと動作が遅くなりSEOにも良くないとされています。
これが良くないとあなたの記事が検索サイトに表示されなくなってしまうよ!
SiteGuard WP Plugin
WordPressのログイン画面などについかでパスワードを付加するプラグイン。
WordPressのログイン画面は知っている人であれば画面にたどり着くことができてしまいます。
そのため決してセキュリティ面が良いとはいえません。
そこを補ってくれるのがこのプラグインです。
ログイン画面でユーザー名・パスワードの他にランダムに表示される平仮名4文字を入力するように指定されます。
これによってセキュリティを高めてくれます。
※後日更新によって各プラグインの解説を追加します。
今回は以上になります。
ありがとうございました!
次回はいよいよTHE THORのカスタマイズです。